中国茶

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中国茶のパワー

中国茶のパワー

中国茶は何千年も続く歴史の中で、人々の愛情が生みだしたものです。
現在にいたっても人々の生活から切り離せないものとなっています。中国茶の歴史を知ることで、
魅力を感じることと思います。中国茶が今からどれくらい前から誕生したのかは不明ですが、
紀元前数百年前の茶の歴史が明らかになっています。茶樹の原産地はベトナム、ミャンマーなど国境に
位置する雲南省、貴州省、四川省とされています。日本では、中国茶といえば烏龍茶というイメージがあり、
世界的にも急速に普及しています。現在の中国では緑茶が主流で、さまざまな銘柄があり人々を魅了し
続けています。
  ★中国茶

   
○青茶(チンチャア)・・青茶は半発酵茶に分類され、その発酵の幅も大変広く、種類も多くさまざまな銘茶があります。
               青茶は日本でも人気があり、代表的なのは烏龍茶で、福建省、広東省、四川省、台湾の一部など
               でしか生産されていません。
               青茶は魅力的な香りが特徴でクンプー茶器を使ったお茶の入れ方が生まれたほどです。


    
・大紅袍(ダイコウホウ)・・・中国福建省北部の武夷山で作られる武夷岩茶の最高峰です。
                  世界遺産にもなっている武夷山は奇岩が連なる岩や峰からできていて、
                  自生している数々の種類の茶樹からお茶が作られています。

                  武夷四大岩茶と呼ばれるのが、大紅袍、鉄羅漢、水金亀、白鶏冠です。
                  大紅袍は質の高い上奇種からとれ、野性的な岩茶です。深いコクと豊かな味をもち、
                  岩韻といわれる岩茶独特の香りです。
                  濃厚で甘い香りを持つ岩茶の中の最高峰の中国茶です。


    
・安渓鉄観音・・・中国福建省南部の安渓県で作られる青茶です。茶葉が丸くなった形状が特徴で、
   
(アンケイテツカンノン)  鉄でできた観音様に輝きすっきりとした形から鉄観音と呼ばれるようになりました。

              甘い香りと爽やかな味わいで、お茶にすると杏のような優しい色になります。
              年に4回製造され、特に春茶は絶品とされている中国茶す。


    
・凍頂烏龍・・・中国福建省の青茶の茶樹を台湾の凍頂山に植えてできたのが、台湾青茶を代表する
   
(トウチョウウーロン) 凍頂烏龍です。茶葉は鉄観音のように丸く揉念されているのが特徴で、発酵度が低く、
             お茶にすると琥珀色です。
             春茶は花のような香り高く、冬茶は味わいがましていきます。


    
・東方美人・・台湾新竹県が産地で、シャンピン烏龍とも呼ばれています。
   
(トウホウビジン) 茶葉が花のような色彩をしており、紅茶のような風味とブランデーに似た芳醇な香りが特徴です。

            ヨーロッパでオリエンタルビューティと呼ばれることから東方美人という名前がつけられました。
            厳しい環境の中でも無農薬栽培をされていて、注目の烏龍茶です。



   
○緑茶(ルーチャア)・・中国で生産量が最も多く、日常的に飲まれているのが中国緑茶です。
               日本茶のように蒸す製法ではなく、釜炒りして作る不発酵茶です。

               そのため摘みたての香りが生きていて、葉もざまざまな形をしており見た目にも楽しい茶葉が
               多いです。中国ではガラス茶器や蓋碗で入れられていて、日常的に飲まれているお茶です。


    
・西湖龍井・・・淅江省杭州の西湖周辺で生産されていて中国緑茶の代表的な龍井茶です。
    
(セイコロンジン) 茶葉を釜の縁にこすりつけて揉んで仕上げているので、扁平した形が特徴です。

             清明節(4月5日頃)に一芯一葉で摘んだものが最高級品とされていて、獅子峰でとれる獅子龍井は
             特級品として扱われています。
      
             中国で最もポピュラーな西湖龍井はやや緑色の茶葉で、豆のような爽やかな香りで甘い味わいが続く
             口当たりです。お茶にすると翡翠色でビタミンCを豊富に含んでいます。


    
・黄山毛峰・・・世界遺産になっている黄山が産地で安徽省を代表する緑茶です。
   
(コウザンホウモウ) 黄白色の産毛に覆われた茶葉が特徴的で、栗のような香ばしい香りでお茶にすると透明感のある
             黄金色です。特に一芯一葉で摘まれて産毛をまとった茶葉は雀舌と呼ばれ特級品として扱われています。
             1995年には中国十大銘茶に選ばれ、国内でさまざまな称号を与えられている中国茶です。


    
・碧螺春・・・・中国二大緑茶のひとつとして知られる有名な中国緑茶で、江蘇省の東山と西山が産地です。
    
(ヘキラシュン)  東山は果物畑が多く、みかん畑の側に植えられた茶樹から摘まれた茶葉が良質のお茶とされています。
            茶葉は巻貝のような螺旋状にくねった形が特徴的で、芳醇でとてもよい香りがします。


    
・黄山緑牡丹・・中国安徽省で作られていて、清明節から穀雨の時期に一芯一葉から一芯三葉で摘み、
   
(コウザンリョクボタン) 茶葉を糸で牡丹の花のように束ねて作られています。

              グラスに入れお湯を注ぐと牡丹の花が開くようで、それは優雅な眺めで、日本でも人気の中国茶です。
              渋みが少なく、爽やかな香りでまろやかな甘みがあり、さっぱりとした味です。


   
○黒茶(ヘイチャア)・・日本でダイエット茶として有名になったプアール茶も黒茶のひとつです。製造過程で微生物を繁殖
               させて作る後発酵茶です。いろいろな形に固めた固形茶や散茶があり、熟成された香りと味が特徴です。
               ワインのようにヴィンテージがあり、香港では日常生活に欠かせない中国茶です。


    
・普洱散茶・・日本の中華料理店でだされるのが普洱茶で、親しみのある中国茶です。雲南省が産地の黒茶を代表する
    
(プアールサンチャ)お茶で、雲南大葉種という品種から後発酵で作られていています。

            散茶に分類され、脂肪分解や肥満防止効果があり、飲茶や油っこい料理のときに飲むと最適です。
            まろやかな甘みがあり、お茶にするとセピア色でキレイな色が特徴の中国茶です。


    
・普洱小沱茶・・・・雲南省の下関で作られるお碗形の黒茶です。一つが一人分でカップに入れるだけで気軽に飲むことが
    
(プアールショウダチャ)できます。可愛らしい形の小沱茶ですが、沱茶など硬い固形茶はナイフで削って入れて使います。

               古くは明代までさかのぼる歴史があり、今では海外に輸出されていて、国内ではさまざまな賞を得て
               いる銘茶です。


    
・菊普洱小沱茶・・・・普洱小沱茶と同じ雲南省下関が産地で、抗州の菊をブレンドして小さなお碗の形にしたものです。
   
(キクプアールショウダチャ) お湯を注ぐと菊の花が浮かび上がり、とても美しい中国茶です。菊が入っているためさっぱりと
                した味わいで深みのある中国茶です。目の疲れにも効果的です。


   
・陳年普洱餅茶・・・・中国雲南省の普洱茶で円盤状に固められた茶葉です。昔は手のひらで茶葉を伸ばして
   
(チンネンプアールヘイチャ) 固めて餅のようにしており、この形のものは餅茶、茶餅と言われています。

                陳年とはヴィンテージ品のことを言い、黒茶のものは10年以上寝かせたものが良く、
                普洱茶は長時間熟成させるほどまろやかでブランデーのような芳醇な香りになります。
                寝かせた年月が多いほど希少価値がつき高値で取引されます。



   
○紅茶・・・今や世界中で愛用されていますが、ルーツは中国にあります。茶葉をしっかり酸化させ完全発酵させて
           作っています。独特の香りで、中国ではストレートで飲むのが普通です。

           中国紅茶は小種紅茶、工夫紅茶紅砕茶に分けられ、製造に手間ひまかかる工夫紅茶の中には、
           世界三大紅茶のひとつである祁門紅茶があります。


   
・祁門紅茶・・世界三大紅茶のひとつとして有名で、安徽省祁県で作られています。安徽省の銘緑茶である黄山毛峰と
   
(キームンコウチャ) 同じ茶葉からできていて、上質のものは祁門香といわれる蘭の香りがし、まろやかな甘みが続きます。
           お茶にすると鮮明な紅色になり紅茶の中のクィーンにふさわしい仕上がりです。工夫紅茶の代表です。


   
・正山小種・・・中国福建省武夷山の西部が産地で、別名ラプサンスーチョンと言われています。比較的大きな4~5番目
   
(セイザンショウシュ)の葉を摘んで松の木でスモークしています。正露丸のような独特な香りで、苦手な人も多いようですが、
            ヨーロッパではアフタヌーンティーとして珍重されていました。好き嫌いがはっきりするお茶なので
            好きな人は、はまってしまいます。


  
・茘枝紅茶・・・中国広東省広州市が産地で、同じ広東省で作られる英徳紅茶をベースに、広東省特産のライチの果肉を入れ
   
(ライチコウチャ)  香りづけしたフレーバーティーです。祁門紅茶に似た風味でライチの甘みがあるため砂糖いらずの紅茶です。
           ライチの香りを放つお茶で女性に人気です。


  
・九曲紅梅・・・ルーツは武夷山九曲ですが、今では淅江省杭州が産地で高級紅茶として知られています。
 
(キュウキョクコウバイ)紅茶のほとんどが茶葉をカットして作りますが、九曲紅梅は一芯二葉で摘んでカットせずに使ってい
           るため茶葉は龍のようにくねっています。お茶にすると透明感のある紅色で、ほのかな甘みを持ち繊細
           風味です。生産量は少なく幻の紅茶といわれています。



   
○黄茶、白茶・・黄茶と白茶は比較的生産量も種類も少ないため、貴重なお茶になっています。黄茶は緑茶に似た味
  
(ホアンチャア パイチャア) わいで弱発酵茶です。お茶にしたときの色が黄色いため黄茶と呼ばれています。白茶は白い産毛が
              はえた若い芽を使って作られる中国茶です。


   
・君山銀針・・・湖南省洞庭湖に浮かぶ小さな島で君山島で作られています。黄茶を代表する銘茶で、白い毛に覆われた
  
(クンザンギンシン) 針形の若い芽のみを摘んで作られる貴重品です。緑茶に近い味わいで苔のような香りがし、お茶にする
            と茶葉が動き見ためにも楽しめる中国茶です。


   
・白毫銀針・・・中国福建省の福鼎と政和で作られ、福鼎大白種、政和大白種という品種があり、そこから白毫という白い
  
(ハクゴウギンシン) 産毛のある若芽を摘んで作られています。白毫銀針は白茶の代表で皇帝愛用のお茶としても知られて
            います。お茶にするとほのかに黄色でキレイな白い色です。茶通の間では人気の白茶で蓋碗やグラスに
            入れて飲むのが普通です。



   
○花茶・・・・花茶はつぼみを乾燥させたり、茶葉に花の香りをつけたもの、花をブレンドしたものを指し、六大茶には
    
(ファチャア)   入っていません。もとは質の悪い茶葉をごまかすために作られていましたが、今では香り高いさまざまな
           種類があり中国茶として定着しています。


   
・香片・・・香片とはジャスミン茶のことで台湾の包種茶がベースのお茶です。ジャスミンの香を茶葉につける作業を
    
(コウヘン)  繰り返しおこない深みのあるジャスミン茶にしていきます。ジャスミンの花が残らないほうが高級品とされていて、
          お茶にすると濃いめの黄色で香り高い中国茶で、渋みもありません。


   
・桂花毛尖・・・広西壮族自治区を代表する緑茶である桂林毛尖に、金木犀の花をブレンドして作られた桂花茶です。
   
(ケイカモウセン)  お茶にすると金木犀の花が浮かび上がり、甘く濃厚な香で独特の風味を放ちます。疲れ目に効き目があり、
            リラックス効果もある中国茶です。


   
・菊花茶・・・・菊の花を乾燥させて作ったお茶で、淅江省杭州産の抗白菊が有名です。安徽省産は抗白菊よりも大きく、
    
(キッカチャ)   黄色がかっています。9月頃に花を摘み、天日干しで作られています。菊特有の苦味と香が特徴で、クセ
           あるので緑茶などとブレンドしたほうが飲みやすいです。昔から菊は漢方薬の材料として使われており、
           ビタミンEが豊富なので、眼精疲労やニキビ、便秘解消に良いとされている中国茶です。


   
・玫瑰花茶・・・・バラ科でハマナスの花のつぼみを乾燥させて作った花茶です。渋みがなくバラ独特の優雅な香とクセが
   
(メイクイハナチャ)  ないので、ストレートでも美味しくいただけます。紅茶やプアール茶とブレンドにしてもよくあいます。
             ビタミンCの含有が多いので、美肌効果、貧血防止、リラックス効果などがある中国茶です。

◎中国茶の成分と効能

 
○成分 中国茶の主な成分はポリフェノール、カフェイン、テアニン、ビタミン類です。
       ポリフェノールは何種類もの物質の総称で、その中にあるカテキン類はタンニンの一種で
       渋み成分です。茶葉の中に最も多く含まれるカフェインは苦味成分です。
       テアニンはアミノ酸の一種で旨み成分になります。茶葉に含まれるビタミンは、
       他の食物に含まれるビタミンより壊れにくく、体内で吸収されやすいのです。

   
・ポリフェノール、カテキン類
   抗酸化作用、抗菌作用、腸内細菌の改善、消臭効果、血圧上昇抑制、抗アレルギー作用などです。
   
・カフェイン 覚醒作用、大脳刺激作用、利尿作用、血液循環促進、新陳代謝促進、疲労回復効果など。
   
・ビタミン類 消化促進、脂肪分解作用、美肌効果など。
  ○効能 中国茶は心身ともにリラックス効果があり、医学的にも体によいことが証明されています。
        発酵の度合いによって茶葉の性質が変わってくるの中国茶は、症状にあわせて飲み分けるとより効果的です。


     
・ストレス解消・・・茉莉花茶、茘枝紅茶、緑牡丹茶など。

                心身をリラックスさせストレスを解消させるには、香りの高い花茶や紅茶が最適です。ビタミン
                E、Cを多く含む中国茶で、リラグゼーション効果が期待できる中国茶です。


     
・老化防止・・・烏龍茶、西湖龍井、碧螺春など。

              ポリフェノール、ビタミンが多いので、老化防止には期待できます。烏龍茶はポリフェノールが豊富に
              含まれるので中性脂肪を減らす作用があり、新陳代謝がアップして老化防止につながります。
              ポリフェノール、ビタミンは酸化抑制の働きもあるので成人病や認知症予防にも効果的な中国茶です。


     
・便秘解消・・・東方美人、岩茶、鉄観音茶など。

              烏龍茶は新陳代謝を向上させ、胃腸の働きも改善してくれるので便秘解消に効き目があります。
              烏龍茶の中でも発酵度の高い東方美人、岩茶、鉄観音茶がよいでしょう。食事の時に一緒に
              飲むと効果大です。


     
・冷え性・・・鉄観音茶、茘枝紅茶など。

            東洋医学では熱い烏龍茶が冷え性に効果的とされ、とくに鉄観音茶が効果大です。
            完全発酵茶の紅茶にはからだを芯から温める作用があり、茘枝紅茶はおすすめの中国茶です。


     
・利尿作用・・・西湖龍井、黄山毛峰など。

            中国茶の中でもカフェインが多いので利尿作用があり、腎臓を刺激してデトックス効果もあります。
            腎臓機能が低下している時や膀胱炎にも効き目があります。食前、食後に飲むとよいでしょう。


     
・むくみ防止・・・包種茶、普洱茶、茘枝紅茶、玫瑰花茶など。

               プアール茶にはとり過ぎた塩分や脂肪分をコントロールする働きはあり、脂肪の吸収を
               抑制してくれます。
               冷え性からくるむくみには血行をよくする玫瑰花茶や発汗作用のある茘枝紅茶がよいでしょう。


      
・肥満防止・・・烏龍茶、普洱茶など。

             烏龍茶や普洱茶には、脂肪の吸収をおさえ、体外に排泄する働きがあります。
             食中、食後に飲むとより効果的で脂肪の代謝を高めてくれる中国茶です。
             ただし、脂肪を溶かす作用はないので、飲み続けることが大切です。


     
・美肌効果・・・菊花茶、緑茶、玫瑰花茶など。

              にきびや吹き出物など脂肪が原因のトラブルにはビタミンが豊富な菊花茶や中国緑茶がいいでしょう。
              中国緑茶はリラックス効果もあるのでストレスによる肌荒れを防ぎます。玫瑰花茶は体を温める作用が
              あるのでシミ、ソバカス、くすみ、クマなどに有効な中国茶です。


     
・貧血防止・・・祁門紅茶など。

              貧血は冷え性の人が多いので、体を温める祁門紅茶に鉄分豊富なプルーンを合わせて飲むといいでしょう。
              紅茶の成分が鉄分の吸収を助けてくれるので効果大です。


     
・風邪予防・・・菊花茶、祁門紅茶、普洱茶、正山小種など。

              お茶でうがいをすると効果があると言われますが、菊花茶は粘膜に潤いを与えるので適しています。
              発汗作用のあるプアール茶や、完全発酵である祁門紅茶や正山小種は体を温めるので風邪の引きはじめ
              には効果のある中国茶です。


     
・虫歯、口臭予防・・・緑茶など。

                  中国茶には殺菌、消毒作用があるので口臭を防いでくれます。またポリフェノールに含まれる
                  カテキン、フッ素、フラボノイドが虫歯予防に有効です。


     
・肩こり解消・・・緑茶、烏龍茶、花茶、紅茶など。

               長時間同じ姿勢などで血液の循環が悪くなっているので、それぞれの症状にあった中国茶をチョイス
               するといいでしょう。


     
・眼精疲労・・・菊花茶など。

              ビタミンEの多い菊花茶が最適です。漢方のクコの実を一緒にとれば効果大でしょう。

  ◎中国茶の買い方と保存法

   
○買い方・・1000種類以上もあると言われる中国茶の中から、初心者が自分好みのお茶を探すのは大変難しいことです。
           有名な銘柄から試して見るのも中国茶を知るきっかけになるかもしれません。自分の好きな香り
           や味を確認してから選ぶと見つけやすいかもしれません。専門店に行って、自分が探しているお茶の
           香りや風味を相談したり、試飲させてもらうなどして購入するのが失敗しない買い方でしょう。


   
○選び方・・・・・いくら中国茶が銘茶であっても茶葉の良い悪いがあるので、状態が悪ければ当然味や香りが落ちます。
              購入の時に良い茶葉を見極めることも大切です。

            ・茶葉の大きさ、形が均等なものを選ぶ。

            ・茶葉が美しく、色、ツヤがあるものを選ぶ。

            ・香りが良いものを選ぶ。

            ・葉のカスやゴミが混ざっていないものを選ぶ。

            ・お茶にしてみて、濁っていないもの。

            ・入れているときから香りがよいもの。

            ・芳醇な香りと味わいがあり、残香がよいもの。

            ・茶殻の状態がよいもの。


   
○ポイント・・試飲してから購入するのが良い買い方で、よい茶葉の条件を満たしていて、美味しいと感じたら買いです。
            中国茶はグラムで売っているので少ないと感じる人もいますが、何煎も飲めるので買うときに
            少し高くても経済的です。大量に買ってきても家庭で保存するのは難しいので少しずつ買いましょう。

            袋売りなら、真空パックやアルミの袋に入っているものが良いでしょう。湿気や光に弱いので、紙や
            透明な袋はあまりよくありません。茶葉の銘柄や産地、製造年月日も確認しましょう。


   
○保存法・・中国茶だけでなくお茶は生もので食品なので、長期保存には適していません。購入の際になるべく
            あたらしい日付のものを買い、できるだけ早く飲みきることが大切です。

            茶葉は湿気を吸収しやすいので、長期間置いておくと香りがとんで、変質の原因となります。ただし、
            プアール茶だけは古いほど良いとされ、ヴィンテージがあります。


   
○ポイント
         
・湿気を避ける 

            中国茶の場合、茶葉を冷蔵庫や冷凍庫で保存するのは適していません。
            密閉の状態が悪いと逆に湿気を吸ってしまったり、冷蔵庫に入っている他の食材の臭いが
            茶葉に移ってしまうこともあります。
            常温でよいのでジッパーつきの袋などを利用して空気に触れないように気をつけましょう。


         
・光を避ける 

            直射日光があたる場所は絶対にいけません。
            茶葉の劣化を早めるので、透明な袋やガラスの容器は避けたいです。


         
・高温、酸化を避ける 

            急激な温度変化がある場所は避けたほうがいいでしょう。茶葉にとっては大変なストレス
             になるので品質低下につながります。
            また、酸素に触れると酸化してしまうので、必要以上に空気にさらさないことも大切です。
            せっかくの中国茶の香りがとんで、味が落ちてしまいます。


   
○固形茶の保存・・餅茶などの圧縮された固形茶は、ほかの茶葉より神経質にならなくても大丈夫です。
                 湿気や光、高温をさける場所で保管すればいいでしょう。ただし、紙やラップに包まれて売られ
                ているものは一旦出して、乾燥している他の紙に包み直しましょう。
                包んだものを陶器や素焼き入れ物に入れて保存しておくと簡単です。

中国茶は種類が多く、入れ方もどのようにしていいか迷ってしまいがちです。
品種によって入れ方が違い、味わいも変わってくるので、それぞれに適した入れ方を知って
おくと家庭でも気軽に飲むことができます。

中国では茶葉の産地の近くでとれる水を使うことが、美味しく飲むポイントとされています
が、一般の家庭では水道水でもかまいません。ただし、必ず一回沸騰させてカルキを抜く
ことが大切です。もちろん市販のミネラルウォーターでも美味しく入れることができます。

ミネラルウォーターの場合は、ミネラル分の少ない軟水が適しています。硬水の場合、
ミネラルが多いので茶葉の香りや味を引き出しにくくなるからです。
中国茶専門店もたくさんありますので、いろいろ相談したり聞いたりしながら試してみてください。

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