ハーブ

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ハーブを楽しむ暮らし

ハーブを楽しむ

 ★ハーブとは?

  最近はハーブを使った料理やハーブティーなど、めっきりメジャーになってきましたが、そもそもハーブとは
  なんなのでしょうか。

  薬用効果のある芳香性の高い植物です。ハーブはヨーロッパでは民間医療として古くから使われています。
  日本では民間薬としてよく知られているドクダミや柿の葉、料理の彩りとして使われる三つ葉などもハーブの
  一種です。ハーブは西洋を問わず長い間、薬としても使われてきました。

  中国の漢方薬、日本では薬草として、インドのアーユルヴェータなどそ国の伝統医療として長い歴史があります。
  植物は、食用たけでなく葉、茎、花、根を煮出し有用成分を抽出し薬として使われてきています。
  体を温める、冷やす、鎮静、解毒などハーブは幅広い効能をもっています。

  ヨーロッパやアメリカでは昔からお茶として飲用することで、いろいろな効果があるものと知られています。
  ドライハーブでハーブティーを楽しみ、効果をより引き出してきました。

  ハーブは薬効果もありますがあくまで植物ですので、おだやかにゆっくりと体に取り入れていくものです。
  香りを楽しみながら、食することが基本なので、すぐに効果をあげることは期待しないほうがいいと思います。

  日常生活として取り入れる簡単な方法としてハーブティーはいかがでしょうか。
  お茶にして楽しむには、茶葉にしてよい葉かどうか、使う部位を間違えないことに注意して活用しましょう。
  同じ種類のハーブでも正しい葉を選ばなければ効果が期待できないことや、異なる部位を使うと毒が含まれて
  いることもあるので、専門店で相談して買うのが無難でしょうか。

 ★ハーブティービギナーならお試しにどうぞ。

   
○セージ・・・精神的ストレスを和らげ、集中力を高めるハーブ。

        効能:消化促進、腹痛、殺菌、解熱、浄血。更年期障害、発汗の調整など

        セージの葉は、乾燥させると苦味と香りが強いですが、お茶として飲むとまろやかな味になります。
        やる気や集中力を高め、気持ちが落ち込んだときなどに有効です。妊娠中は量は少なめに、そして
        てんかんの発作を誘発する成分が入っているので要注意です。


   
○フェンネル・・・スパイシーな香りのダイエットティー

        効能:利尿作用、便秘、解毒、関節痛、消化促進、ダイエット効果など。

        利尿効果で体の余分な水分や、お腹に溜まったガスを排泄し便秘を改善します。
        フェンネルのハーブティーはスパイシーな香りで、やや甘みがあり食欲をおさえます。
        エッセンシャルオイルも、蜂蜜といっしょにお湯に入れると咳止めの薬として使われて
        いますが、飲んでもこの効果はきたいできます


   
○レモングラス・・・レモンの爽やかな香りのハーブ。

        効能:消化促進、腹痛、下痢、疲労回復、食欲増進など。

        レモンのような香りで、酸味はまろやかです。フレッシュハーブよりドライハーブのほうが風味は
        落ちますが、レモンピールなどを少し加えるとすっきりとした味になります。
        胃腸の調子を整えてくれるので、食欲不振や、食前、食後にも向いています。爽やかな風味は、
        リフレッシュ効果もあり、集中力を増したいときや眠気を感じるときにも適しています。
        発汗、殺菌効果で、風邪の初期症状のときに飲むと症状が和らげられます。


  
 ○レモンバーム・・・ミントの一種で、さわやかな香りのハーブ。

        効能:消化促進、鎮静、鎮痛作用、解熱、解毒、強壮など。

        レモンの香りはしますが、酸味がなくほの甘いのが特徴です。
        くせのない味で、レモン系、ミント系のハーブならどれとブレンドしてもよく合います。
        鎮静効果で、疲れをとり、内臓に働きかけて体を丈夫にしてくれます。
        風邪のひきはじめに飲むと、発汗、解熱、解毒効果で楽になります。


 
  ○レモンバーベナ・・・気持ちを落ち着け、親しまれるお茶。

        効能:鎮静作用、消化不良、吐き気、不眠症改善など。

        レモンに似た香りで、酸味の中に少し甘みのある風味です。鎮静効果があるので、イライラ
        したときや、うつ病、不眠症などに効き目があります。風邪のひきはじめにも有効ですが、
        胃を刺激するので長期間、多量に飲むのは避けたほうがいいでしょう。


  
 ○ペパーミント 薬効にすぐれたミントティー 

        効能:消化促進、胃痛、腹痛、胸やけなど。

        スペアミントとペパーミントの交配種で、ヨーロッパでは薬用にされるのはペパーミントが
        主流です。爽快感があるので消化不良や胃もたれ、偏頭痛などにも有効です。
        ほかにも強壮や殺菌効果もあり、咳をしずめ、不眠症状改善などいろいろな効能があります。


   
○スペアミント・・・清涼感のある風味のハーブ。

        効能:消化促進、リフレッシュ効果など

        ペパーミントにくらべて香りがおだやかで、まろやか。眠気をさましたい時や集中力を高めたい
        ときなどリフレッシュ効果があります。


   
○ローズピップ・・・ビタミンCが豊富で美白効果あり。

        効能:利尿作用、便秘改善、美白効果など。

        ビタミンとミネラルが豊富に含まれていて、特にビタミンCの含有はレモンの20倍もあります。
        フルーティーでほの甘く、ほどよい酸味があり、とても飲みやすいお茶です。
        ビタミンCの他に有機酸が含まれているので、さまざまな効能があります。
        美肌、肌の乾燥防止、敏感肌の改善、風邪予防、免疫力増進、ビタミンA,B,Eも豊富なため、
        滋養強壮にも役立ちます。


 
  ○ローズレッド・・・ 優雅な香りの中に薬効があるハーブ。

        効能:鎮静作用、ホルモン分泌調整、美肌、更年期、強壮など。

        甘く上品な香りで、クセのない、あと味もさっぱりしています。
        神経に働きかける成分が多く、気持ちが落ちこむとき、気分転換したいときなどに飲むと神経が
        落ち着いてリラックスできます。神経性の腹痛や下痢などにも有効です。
        のどの痛みを和らげたり、濃い目のお茶をいれてうがいをしても効き目があります。

   
○ローズマリー・・・お目覚めにモーニングティーとしてどうぞ。

        効能:脳、体の機能増進、血液循環の促進、血管壁強化、筋肉痛の緩和など。

        強い香りが刺激になり、血液循環を促進し頭もすっきりしてくるので、血圧の低い人やモーニング
        ティーに向いています。集中力や記憶力をアップさせ、神経性の頭痛をやわらげる効果や、脂肪を
        消化させる働きもあります。


   
○リンデン・・・上品な香りで、あと味すっきりのハーブ。

        効能:緊張緩和、不眠症、消化促進、利尿作用、動脈硬化予防など

        このハーブティーには神経をしずめる効果があります。花に含まれるビオフラボノイドが血圧をさげ
        るので、動脈硬化、心筋梗塞予防にもなります。すぐれた発汗作用で風邪の初期症状も楽にしてくれ、
        神経質やイライラしたときにも効果的です。小枝もハーブティーとして使われますが、香りが少ない
        のでブレンドティーとして飲んだほうがいいでしょう。腎機能を活性化させ、コレステロールを減少
        させるので、ダイエットとしての効能もあります。


   
○ジャーマンカモミール・・・りんごに似た甘い香り。

        効能:消化促進、鎮静、調整作用、風邪、発汗、保湿効果など

        フルーティーでミルクとも相性がいいので子供にもミルクティーとして人気です。
        消化促進、鎮静効果が強いので、食べ過ぎたときやリラックスしたい時などにどうぞ。
        就寝前に飲むとよく眠れます。ただし、子宮収縮作用があるので、妊娠中の多量の摂取はさけてください。


   
○オレンジピール・・・ブレンドティーにも向く 

        効能:消化促進、利尿、整腸、鎮静効果など

        干したオレンジの皮でビターとスイートがありますが、ビターオレンジほうが効能が優れています。夜に飲むと熟睡できる。


   
○ハイビスカス・・・甘い香りで、すっぱめの味。

        効能:利尿作用、疲労回復、眼精疲労など

        ルビーのようなキレイな赤い色のお茶ですが、中国産は、紫がかった赤、スーダン産はオレンジ赤、原産地によって微妙に
        色が違います。いずれも酸味が強く、甘みはほとんどありません。
        ブレンドや蜂蜜をいれると飲みやすくなります。クエン酸と酒石酸を多く含み、疲労回復効果があるので、ホットやアイスで
        どうぞ。カリウム、ビタミンCも含まれるので、利尿作用や肌荒れが気になるときなどにも効果があります。

         
   
○マリーゴールド・・・おだやかな香りでキレイな黄金色のお茶。

        効能:潰瘍の痛み緩和、解熱効果、帯状疱疹、ウィルス性皮膚疾患、アルコール分解など。

        少し苦味のある味ですが、香りはおだやかで、美しい黄金色です。解熱、発汗作用が強く、
        風邪のひきはじめに飲むと症状が緩和されます。胆汁の分泌も促してくれるので、肝臓の働きも高まります。
        発疹のある皮膚疾患の症状も和らげてくれる効果があります。


   
○ワイルドストロベリー・・・親しみやすく飲みやすいハーブ。

        効能:リラックス効果、利尿効果、胃炎、リウマチの緩和、食欲増進、消化器系など。

        ストロベリーの名前がつきますが、イチゴのようなフルーティーさはなく番茶のような素朴な味です。
        親しみやすさではハーブの中でトップクラスです。胃腸の調子を整える効果が強く、内臓全体にゆるやかに働いていきます。
        ミネラルが豊富なため腎機能を向上させ、リウマチ、関節炎、痛風の緩和や、鉄分も豊富なので、貧血予防にもなります。


   
○パッションフラワー・・・くせのないまろやかな香りのハーブ。

        効能:このハーブは、天然の鎮静剤と言われるほど鎮静効果が高く、不眠症に効果があります。
            特に神経が高ぶって寝つけないときや、眠りが浅いときなどに有効です。極度の緊張からの頭痛や筋肉の
            こわばりなどにも症状を改善できます。

            天然の鎮静剤なので、安心してやすらかな眠りに入れます。リラックス効果もあり、不安や緊張を感じているときは
            和らげることができます。妊娠中や運転前は控えめに。


   
○ダンディライオン・・・利尿作用、肝機能促進など。

        効能:根=利尿作用、貧血予防、黄疸、肝機能増進、リウマチなど。
                            葉=皮膚疾患、泌尿器系疾患、高血圧、消化器官など。

        葉を使うハーブティーと根を炒って飲むタンポポコーヒーがありますが、効能は共通しているところが多く、強い利用作用が
        あります。カリウムが豊富に含まれているので安心です。
        鉄分、ビタミンA・Cも多く含まれているので、貧血や湿疹にも効果的です。


 
  ○ラベンダー・・・香り高い、人気のハーブティー。

        効能:鎮静作用、頭痛、抗菌、殺菌、疲労回復、不眠症など。

        華やいだ独特の強い香りなので、気になるようなら薄めにするかブレンドティーでどうぞ。
        香りの中に鎮静成分があるので、イライラしたときやリラックスしたいときに飲むと効果的です。
        不眠症や高血圧、口臭など幅広い効能をもつハーブです。


   
○ラズベリーリーフ・・・酸味がほどよいさわやかな風味。

        効能:口内炎、貧血予防、整理痛の緩和など。

        酸味のわりにビタミンCの含有は少なく、カリウムとカルシウムが豊富に含まれています。
        子宮を骨盤の筋肉を強くする働きがあるので、妊婦の負担を軽減します。子宮を収縮する作用もあるので
        産後も飲み続けると体力の回復にも役立ちます。


   
○ユーカリ・・・強い殺菌力で風邪や花粉症の症状緩和。

        効能:抗菌、消炎作用、花粉症、風邪、インフルエンザ、呼吸器系など。

        ユーカリは殺菌や抗ウィルス作用が強く、ハーブティーにしても同じような効果があり風邪による喉の
        痛みや鼻づまりを緩和し、花粉症の目の充血、鼻みずなどもおさえてくれます。
        低血圧や冷え、肩こりなどにも有効で、血液の循環をよくします。


   
○マロウ・・・あざやかな青い色 

        効能:のどの炎症、気管支炎、呼吸器系、美白など。

        原産地は地中海で、美しい青色ですが、時間がたつと紫色にかわります。レモンを数滴入れるとほんのりとした
        ピンク色に変化します。咳がとまらないとき、痰がからむときや気管支炎など呼吸器系に効果があります。
        濃いめに入れてうがい薬としても使えます。

        ジャコウの香りのムスクマロウも人気がありますが、園芸用でハーブティーにはしません。


   
○エルダーフラワー・・・昔からの万能薬 

        効能:発汗、保湿、風邪、花粉症など。

        エルダーの木は春にクリーム色の花を咲かせます。爽やかな甘い香りがします。
        実、花、根全てに薬効があり、花を使ったハーブティーはリノール酸やフラボノイドが豊富で
        風邪やインフルエンザの緩和、のどの痛みをやわらげ、目の充血、花粉症にも効果あり。
        濃くいれたお茶は、うがい薬としも使用できます。生の種には毒があるので、必ず乾燥した種を。


   
○マジョラム・・・幸せをもたらすといわれるハーブ

        効能:消化促進、防腐効果、鎮静作用、頭痛、風邪、など。

        オレガノの仲間で、オレガノより甘みや香りが強く独特の風味で、タイムにも似た香りです。
        マジョラムのお茶は少し苦味がありますが、消化促進効果で、胃腸をたすけ、体内の毒素の排泄を促してくれます。
        食欲がないときに食膳茶として飲んだり、鎮静効果があるのでリラックスしたいときなどにどうぞ。
        葉にはビタミンAが含まれるので、噛むと歯痛がおさまります。


   
○ネトル・・・やさしい香りで、花粉症におすすめ。

        効能:花粉症、貧血、婦人病、痛風、湿疹、利尿、浄血、消化など。

        花粉症の薬より効くという人が多いハーブティーで、鼻ずまり、涙目に効果があります。
        尿酸もとり除いていてくれるので、関節炎、痛風、湿疹にも効果的です。
        トゲには毒があるので、触らないことや生で食べないように注意が必要です。



   
◎リフレッシュ効果・・・・スペアミント、ペパーミント

   
◎体を温める、体力向上・・・・エルダーフラワー、マロウ、ユーカリ、ネトル

   
◎美肌効果・・・・ハイビスカス、ローズヒップ、ローズマリー

 ・ 
◎デトックス・・・・ダンディライオン、フェンネル、ワイルドストロベリー

   
◎胃腸の調子を整える・・・・マジョラム、マリーゴールド、レモングラス

   
◎リラックス、安眠・・・・オレンジピール、ジャーマンカモミール、パッションフラワー、ラベンダー、リンデン
                    セージ、レモンバーム、レモンバーベナ、ローズレッド、ラズベリーリーフ


   現在日本でよく使われているハーブです。手にいれやすく、効能も幅広いハーブなのでみなさんも是非お試しください。
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