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水のパワー

水のパワー

コンビニや自動販売機で気軽に買えるようになったですが、種類が多いので選ぶのに悩むことはないで
しょうか。美味しい、まずい水、硬い水、軟らかい水、ミネラルウォター知っているようで意外と知らない水の
知識をいくつか紹介していきたいと思います。

健康やダイエット効果、目的や嗜好にあわせて選び自分好みの水を探してください。
飲んだり料理に使ったりと、日常生活に欠かせないものですが、自分が毎日飲んでいるのははどんな水で
しょうか。自分の身近にある水について理解を深めてみてください。
  ◎美味しい水


    山の中に行ったときに飲んだ水はすごく美味しくで、家で飲む水がまずいと感じたことはないでしょうか。
    山で飲む清水には雨や雪が長い時間をかけて大地にろ過されて、不純物がろ過され、地中のミネラルが程よいバラスで
    溶けこんでいます。

    それが甘みや味を感じさせていて、山登りという運動が咽の渇きにつながり、美味しい水につながります。水を美味しくする
    ものにミネラルと不純物があります。正しく言えばミネラルも不純物の一つで、バランスが良いと美味しさになります。

    ミネラルの中にマグネシウム、カルシウムが多く入っていると硬度の高い水になり、苦味を感じたりさっぱり感に欠けるなど、
    人によってはまずいと感じてしまいます。多くの水には微量の炭酸ガスが混じっていて、その割合で爽やかな味わいに
    なったりもします。

    水は臭い成分を溶かしやすい性質をもっているので、ちょっとした臭いも移ってしまい、カビやカルキ臭い水になります。
    まずい原因として不純物も関係していて、集合住宅などは貯水タンクに溜めているので、カビや藻などが発生しやすくなります。
  ◎硬水と軟水


    硬度というのは、水1ℓ中に含まれるカルシウム(イオン)とマグネシウム(イオン)の量を表した数値のことです。
    この数値が1ℓ中、120mg未満であれば軟水、120mg以上なら硬水ということになります。(WHO基準)

    一般的には硬度が高いほど飲みにくく、低いほど飲みやすいと言われています。
    日本にはさまざまな天然水がありますが、それぞれに硬度が違います。

    それは水源の環境が違うためで、地層にカルシウムやマグネシウムがどれくらい含まれているかと言うことになります。
    多ければ硬度が高く、少なければ低くなり、地層に浸透する時間が長いと硬度が高く、短いと低いということになります。

    日本の水に軟水が多いのは、国土が狭く地中に浸透する時間が短いからです。
  ◎水の分類


   
・軟水 0~60㎎/ℓ未満、・中軟水 60~120㎎/ℓ未満、

   
・硬水 120~180㎎/ℓ未満、・超硬水180㎎以上
     硬度=(カルシウム量㎎/ℓ×2.5)+(マグネシウム量㎎/ℓ×4) 〔アメリカ硬度〕

   ○ミネラルウォーター

     特定の水源からの地下水で、ミネラル成分を含んでいる水のことです。
     沈殿、ろ過、加熱殺菌、原水のブレンド、ミネラル成分の調整、
     オゾン殺菌、紫外線殺菌、などによる処理実施。

   
○ナチュラルウォーター

    
・ナチュラルウォーター 特定の水源の地下水のみで、沈殿、ろ過、
     加熱殺菌以外の処理をしない水です。

    
・ナチュラルミネラルウォーター 
     特定の水源からの地下水でミネラル成分が含まれ、沈殿、ろ過、
     加熱殺菌以外の処理をしない水です。

  ○ボトルウォーター 水道水を含む飲用できる水で、規定がないのでボトルに詰めただけのものが多いです。

   
○アルカリイオン水

    簡単に言うとアルカリ性の水のことで、水は+と-の電気を帯びていて電流を流すことで+と-に分けることができます。
    -の電気を集めたものがアルカリイオン水で、+の電気を集めたものが弱酸水です。

    市販のアルカリイオン水には-の電気比率が多いという意味で+の電気も含んでいます。
    PH(ペーハー)値で酸性、アルカリ性を表し、0~14まであります。7が中性で、数値が大きくなるほどアルカリ性です。

    アルカリイオン水には慢性の下痢や消化不良など、消化器系に効果があります。
    細胞に水分が吸収されやすくなったり、脂肪が溜まりにくくなるなど、老化や美容にも効果があると言われています。
 ○海洋深層水

 深海の全ての水が海洋深層水ではありませんが、水深200mより
 深いところを流れる海水で、有効な物質やエネルギーを
 含んでいます。

 太陽光も届かない深海を循環するため、廃水や細菌などに
 汚染されることなくミネラル成分なども変化せずに、さまざまな
 パワーを持っています。

 2000年もの間、温度や水圧の変化がなく、人体によい安定した
 性質を持っています。

 カルシウムやマグネシウムなど、60種類以上の
 ミネラルが豊富に含まれ、理想的なミネラルバランスです。

 
○温泉水

 地層に染み込んだ水がマグマの熱で温められた水のことで、
 ミネラルが豊富に含まれています。温泉に入ることより、
 直接飲んだほうが効率よくミネラルの摂取ができ、
 健康によいと人気があります。

 しかし、全ての温泉水がそのまま飲めるというわけではなく、泉質に
 よって異なります。人体の許容量を超える成分量を含んでいたり、
 味や臭いが強すぎたりするものは、ろ過したり薄めなければ
 飲めない場合があります。
  ○酸素水

    普段呼吸している空気には21%の酸素しか含まれていません。大都市圏では20%ともいわれており、
    1%でも減ると人体には大きな問題です。

    酸素濃度が1%でも減ると、集中力の低下や動悸、息切れなどさまざまな症状が現れることがあります。疲労感が
    とれないのは酸素不足のせいかも知れません。

    現代人の酸素不足を解消するには深呼吸をするよりも多くの酸素を体内に補給する
    必要があるかもしれません。酸素水を飲むことはアスリートにも注目されていて人気の水のひとつです。

    
・日常生活の酸素補給には・・×5~10倍がおすすめ。新鮮な酸素を取り込み、疲れや美肌対策に。

    
・飲酒、喫煙家には・・×10倍以上がおすすめです。アルコール分解には多量の酸素が必要で、喫煙は酸素の吸収を妨げます。
                  10倍以上の酸素水が効果的です。

    
・アスリートには・・×30倍以上がおすすめです。超高濃度の酸素水で疲労物質を分解しましょう。
  ◎お茶に向いた水


    
○軟水が基本

      日本茶、紅茶、中国茶はうまみ成分のグルタミン酸、甘み成分のテアニン、渋み成分のタンニンと茶葉の香りを
      楽しむ飲み物です。このお茶の旨みを引きだすには、中くらいの軟水が理想的です。

      硬度が高すぎるとタンニンが抽出されにくく、軟らかすぎると香りが出にくくなるからです。
      湯の温度も重要で、日本茶なら80度くらいのややぬるめ、紅茶や中国茶なら沸騰した湯で入れるのが
      美味しくいれる基本です。


  
◎コーヒー向きの水


      コーヒーも軟水で味や香りが強く、コーヒーの粉が活性炭の役割を果たすので、お茶よりも水の影響を受けにくく、
      水に含まれるカルシウムの量が多いと苦味を抑えマイルドな味にしてくれます。

      マグネシウムが多いと渋みや苦味を感じやすくなり、鉄分が多いとタンニンと結合して色が黒褐色になります。
      コーヒー豆は焙煎によっても異なり、焙煎が深くなるほど酸味は弱く、苦味が強くなる傾向にあるので、
      焙煎の浅い豆には軟水、深い豆には硬度が高めの軟水を使うといいでしょう。

      美味しいと感じる味覚は人によって違いがあるので、好みで使い分けるのがおすすめです。


  
◎水割りに向いた水


      シンプルな飲み方だけに、酒の銘柄だけでなく、水の良し悪しによって美味しさが決まってきます。素材の味を楽しむには
      硬度の極めて低い軟水がおすすめです。

      硬水で割るとミネラル分が複雑な味にしてしまい、本来の味わいには遠くなってしまいます。
      個性の強いブレンデット・スコッチは適度な硬水で割ったほうが美味しいと言われていますが、自分流を水を
      試してみてください。

    
○水割の目安

     
・ウィスキー:硬度10~90㎎/ℓの軟水

     
・スコッチウィスキー:硬度30~180㎎/ℓまでの軟水から中軟水

     
・焼酎:硬度30㎎/ℓ以下の軟水


  
◎体によい水


     ・雑菌、有害物質が含まれていない。

     ・ミネラルが適度に含まれ、硬度が高すぎない。

     ・酸素と炭酸ガスが適度に含まれている。

     人間の体は半分以上が水分で成り立っており、およそ一ヶ月で全ての水が入れ替わると言われています。質の悪い水
     ばかり飲んでいると、体の中は悪い水で満たされることになります。健康も水によって決まると言っても過言ではありません。

     水道水、硬度の高いミネラルウォーター、沸騰させた水は日常の水分補給には不向きで、健康的とは言えません。
     体によい水を飲むことは体内の水分量の低下を防止し、肌のかさつきやシワなどの老化を防ぎ、美容にも貢献してくれるのです。


  
◎体に合う水、合わない水


     ミネラルウォーターを飲めば健康になると言うことではありません。自分の体質や体調に合わせて飲み分けることが
     大切です。水の性質を知り、自分に最適な水を選び効果的な飲み方をしましょう。

      
・疲労感が続く・・・・スパークリングタイプの硬水、酸素水、アルカリイオン水など。

      
・消化不良・・・・マグネシウムが豊富な海洋深層水、アルカリイオン水など。

      
・冷え性・・・・スパークリングタイプの硬水、重炭酸イオンが豊富な水など。

      
・ドライアイ・・・・アルカリ性の軟水など。

      
・血液ドロドロ改善・・・・カルシウムとマグネシウムが豊富な硬水、アルカリイオン水など。

      
・高血圧気味・・・・カルシウムとマグネシウムが豊富な硬水など。

      
・みくみ・・・・硬度120~300㎎/ℓの中軟水、など。

      
・肩こり・・・・スパークリングタイプの硬水など。 


  
◎みくみ解消


     水を飲みすぎるとむくみの原因になると思われがちですが、大間違いで、水分が足りないからむくむのです。水分が
     不足していると尿を排泄しないようホルモンが分泌されます。

     尿が出にくい人が水を飲むので、水分量が増えてむくんでしまうのです。
     日常生活でしっかり水を補給することが、むくみや冷え性、便秘の解消につながります。

     飲むとむくまないと言っても、取り過ぎるとやはりみくみの原因になるので、飲んでもむくまない体質をつくるには
     飲むタイミングが重要になってきます。食事中や食後すぐに飲むと、空腹時より溜まりやすくなります。体質改善の
     ためには空腹時に飲むのが効果的です。


  
◎上手な飲み方


     のどが渇いたと感じたときは、体の危険信号で軽い脱水症状を起こしているのです。成人の場合、一日で1.5ℓの尿と
     1ℓの汗を排泄しているので、最低でも一日に1.2~1.5ℓの水を飲まなくてはなりません。

     上手な飲み方はタイミングと量にあります。基本は朝起きたときと寝る前ですが、その他に何回かに分けて
     飲むことが大切です。汗をたくさんかいた日は
     これより多めに必要となり、もし飲まなければ血液はドロドロになり体がだるくなってしまいます。


  
◎浄水器を使う


     浄水器には、蛇口に直接つけるタイプ、蛇口にホースで連結させる据え置き型、シンク下に取り付けるビルトイン型
     ポットに浄水システムがついたポット型などいろいろあります。以前は活性炭でろ過するタイプが主流でしたが、最近では
     新しい浄水システムが開発されているので、選ぶのに迷うといった人も多いでしょう。

     選ぶ一番のポイントは水道水の何を改善したいのかによって決まります。ミネラルウォーターを買わなくても手軽に
     美味しい水にできるのが浄水器ですが、浄水器のタイプと特徴を知り、正しく使うことで安全な水になるのです。

     フィルターの交換時期を守ることや2~3日水道を使わなかったときは十分に水を放水して使うことなどをしないと、
     かえって体に悪い水になってしまいます。

     
・活性炭ろ過・・・微細な穴があいた活性炭に水を通し、塩素や有機物を吸着させ臭いや味を改善します。
               化学物質や重金属の除去は苦手で、不純物の吸着量が増えると除去能力が落ちるので、頻繁なカー トリッジ
               交換が必要です。

    
・セラミックろ過・・・微細な穴のあいたセラミックと活性炭のフィルターに水を通してろ過します。主に臭いや有害
                物質を除去しますが、水に溶けている不純物の除去は苦手で、水質改善には向きません。

    
・マイクロフィルターシステム

           微細な穴のあいた膜に水を通し微粒子まで除去できます。臭い、味、有害物質、雑菌などに有効です。
           有機物や水に溶けている有害物質の除去は苦手で、微細な管を通すため、目詰まりや水量の低下につながります。

    
・逆浸透膜システム・・・微細な穴のあいた膜に水圧をかけて水を通過させ、ほぼ全ての不純物を取り除けます。
                   現在では最も高い除去能力のある浄水器ですが、ろ過する時間が長いことが難点で、除去
                   能力の高さから、有効成分まで除去してしまうことがあります。


  
◎活性器と整水器


    ○活性器・・・セラミック、磁石、鉱石、サンゴなどを使ってろ過し、活性酸素を除去するとともにミネラル分を補ってくれます。
            活性器から作られた水は機能水と呼ばれ、水の鮮度や界面活性作用を強くしてくれます。

    ○整水器・・・水に電気を通してイオン分解させ、性質を酸性、アルカリ性に簡単に変化させることができます。
            水をろ過して不純物をなくし、きれいにするのが浄水器ですが、健康によい機能を持たせた水をつくるのが、活性器や
            整水器です。体の電解バランスを整えるイオン水が作れたり、水道水にカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分
            を加えるなど健康に効果的な水を生成してくれます。浄水器に比べて高価なことや、科学的に証明されていない商品
            があるなど商品選びに難点があります。


  
◎二日酔いに


     アルコールには強い利尿作用があり、体温を上げて発汗させる働きもあります。
     尿や汗となって排泄されやすいので水分を補う必要があります。

     飲酒の後でアセドアルデヒドが体内に生成され、分解されずに血液中に残ることで二日酔いの症状を
     引き起こします。水を飲むことでアセドアルデヒドの濃度を薄め、利尿作用もあることで症状をやわらげることができます。

     飲みすぎて肝臓や腎臓が疲れているので、アルカリイオン水や海洋深層水が適しています。

    ・アルコールの前に利尿作用により水分が排泄されやすいので、飲みやすい硬度の低い軟水で補いましょう。

    ・飲んだ後や二日酔いにアルコールを飲むと、酸性イオンに傾きやすいので、アルカリイオン水で体内のイオンバランスを調整し、
     海洋深層水で失われたミネラル成分を補給しましょう。

    ・甘口のお酒に硬度の低い軟水は、甘口の日本酒の味を引き立ててくれるでしょう。

    ・辛口のお酒に硬水のミネラル分がアルコールの刺激をやわらげ、美味しくしてくれるでしょう。


  
◎愛煙家と水


     ニコチンには強い利尿作用があり、体の代謝はよくなるのですが、毛細血管を収縮させる働きもあるので吸えば吸うほど、
     水分は排泄され実は代謝が悪くなってしまいます。

     吸わない人より多く水を飲む必要があり、有害物質を早く体外へ出すことが大切です。


  
◎水で禁煙できる


     たばこが止められないのは、慢性的にしているニコチンがきれて、禁断症状を起こすからです。吸いたくなったら水を飲むことで
     中毒症状を緩和することができます。吸いたいという衝動を抑え、体内のニコチンを洗い流すことがきるからです。

     本数を減らしていくのには有効な方法で、カルシウムを豊富に含んだ硬水を飲むことで、イライラを抑え、ゆっくり飲むことで
     ニコチンの濃度を下げてくれます。

     現在では日本で買える世界各国の水はたくさんあり、健康志向のミネラル豊富なヨーロッパの水、飲みやすく体内に浸透され
     やすい北米の水、アラブ砂漠の湧き水、オアシスの水など、さまざまです。

     自分に合った水を探して、日ごろのティータイムや健康に役立ててみてください。

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